食品小売業界/パン屋の店舗運営の仕事内容|30代女性の体験談

食品小売業界
年齢:35歳
性別:女性

経験した業界と会社の事業内容

食品小売業界
パン屋の店舗運営

勤務した会社について

従業員数:1,000人
勤務地:関西地区

その会社での在籍状況について

在籍状況:退職済
その会社での在籍年数:5年
在籍時の年齢:24〜29歳

その会社で携わった仕事

店舗運営業務

経験した仕事内容の詳細

パート・アルバイトのシフト管理、パート・アルバイトの面接、パン製造補助(クリーム詰め、袋詰め、期限シール添付等)、商品陳列、開・閉店準備、レジ接客、食パンのカット、袋詰め、備品発注(ビニール袋や紙袋、喫茶コーナーで使用するナプキンやストローから、日持ち商品等)、毎月月末の棚卸、日々の売上報告、新店舗への応援や、マナー教育等。

主に百貨店の中に入っているブランドですので、百貨店とのやり取りやイベントの考案、企画等をすることもありました。

その会社に入社した志望動機

私はアルバイトからの中途採用でした。

採用面接では、パンの販売における接客を通じて、パンがもっと愛されるためのアプローチを考えていきたいと伝えました。

年収と役職

年収:200万円
役職:販売リーダー

平均的な出退勤時間

出勤時間:8:30
退勤時間:17:30

仕事のやりがい・よかったこと

自分を目的に買いに来てくださるお客様が増えたこと。

リーダーによって店舗のカラーに違いが出せるので、ディスプレイなども季節ごとに変えたり、どうすれば従業員に気持ちよく働いてもらえるかを考えて工夫していくことが楽しかったです。

上司はコロコロと変わりました。合わない人も居ましたが、好きにさせてくれる方も多かったので、物怖じせず思ったことをどんどん提案していきました。

また、新作のパン作りについて、季節ごとに製造スタッフと考える時間はとても楽しく、それが店頭に並びお客様の元へ届くことへの嬉しさもありました。

仕事の苦労・よくなかったこと

上司によってかなり大変さが違いました。ある程度仕事の裁量が与えられているため、連携の取れない上司やいい加減な上司に当たると、業務量が増えたり仕事に面白みが無くなったりと大変でした。

また食品関係なので、期限管理等もシビアでしたし、生産数も誤ればロスとなり原価が上がることになりますので、厳しい管理が必要でした。

また、商品への異物混入については特に気を使いました。粉から作るスクラッチ製法のため、髪の毛の混入等が起こりやすく、実際に発生してしまうと、チェック体制を再構築するなどの対応が求められました。

世の中的な休日は繁忙期にあたるため、休みたい日に休めないということもありました。

その業界の特徴

販売職の従業員は主婦、一人暮らしの学生が多いです。店によっては、パンを安く持って帰られる、安く購入できるなどの従業員特典があり、短い時間での勤務が可能なことも多いので、自分の生活と合う人には働きやすい環境だと思います。一方、時給は比較的安くあまり稼げないため、フリーターの方は多くない印象がありました。

逆に、製造業務は手に職が着くこともあり、フリーターの方がメイン。パンを作る知識が身につけば開業が可能なので独立する人も多かったです。 同業他社からの転職なども多くありました。

これから就職を考えている人へ

販売職は余程パンが好き、接客が好きでないとあまりやりがいを感じられないかも知れません。

逆に製造業務は、パン作りのスキルが身につく点もあり、おすすめです。朝が早いことは大変ですが。

この業界に入ったばかりの頃は、それほどパンを好きというわけではなかったのですが、働くうちに好きになり、退職した今でもパン屋さんには足を運びいろんな商品を見てしまいます。

給与面にこだわらないのであれば、就職する価値はあると思いますが、給与面が大切だという人はほかの仕事を探した方が良いかもしれません。土日祝も仕事で休めないことが多いですし。

photo/g.wu.

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