保育業界/保育園勤務の仕事内容|30代女性の体験談

保育業界
年齢:30歳
性別:女性

経験した業界と会社の事業内容

保育業界
保育園勤務

勤務した会社について

従業員数:30人ほど
勤務地:北海道

その会社での在籍状況について

在籍状況:現職
その会社での在籍年数:10年9ヶ月

その会社で携わった仕事

保育園勤務(子どもの保育、しつけなどをはじめ、生活の全般)

経験した仕事内容の詳細

保育園において、各年齢ごとに分かれるクラスの担任保育士をしています。

登園から降園までの時間の、子どもたちの遊び、食事、排泄、午睡、体調管理の手助け・教育が主な仕事です。一人一人の子どもたちの様子をしっかりと把握して、母親代わりをすることが求められます。

保育園は集団として学ぶ機会も多いので、集団のルールやマナー、決まりなどを教えることも大切な仕事です。友人関係や譲り合いの気持ち、思いやりの気持ち、必要な我慢などの人格面での教育も行います。

また、保護者対応も大きな仕事の一つです。

その会社に入社した志望動機

自分が幼いころ通っていた幼稚園の担任の先生が本当に大好きで気づいた時には、「いつか担任の先生みたいになりたい」と夢を抱くようになっていました。

また、幼い頃からピアノを習っていたので、音楽を取り入れた保育をしたいと思っていました。

採用の時には、「学生時代からスポーツを行ってきたので体力には自信があること」、「子どもたちと一緒に学ぶ気持ちを忘れずに頑張りたいという想い」をアピールしました。

年収と役職

年収:300万円程度
役職:役職なし

平均的な出退勤時間

出勤時間:午前7時
退勤時間:午後7時

仕事のやりがい・よかったこと

今の職場に入社してよかったことは、やはり、子どもたちと毎日楽しく過ごせることです。

保育の仕事は本当に責任のある仕事で、大変なことも多いですが、これほど感謝される仕事もないとも思っています。

子どもたちは日々成長していて、昨日できなかったことが今日になってできるようになっていたり、歩けなかった子が一歩二歩と歩けるようになったりします。子どもたちの日々の成長を見守ることができ、喜ぶことができるのはこの仕事だから感じられる幸せです。

純粋に、子どもたちに「先生大好き」と言ってもらえることも、頑張れるパワーになります。

いろいろな保護者の方がいるので、日々の保護者対応は大変ですが、一方で感謝されることも多いので、頑張れているのだと思っています。

仕事の苦労・よくなかったこと

社会的にも問題になっていますが、責任や仕事量が多い割にとても給料が安い業界です。

ひとり暮らしだと、全く生活に余裕がなく、家賃や光熱費などを支払ったらそれでお金がなくなり、欲しいものや食べたいものを我慢する生活となっています。

他の職種の同年代の友人には、好きなものが買えたり、金銭的にゆとりのある生活を送れている人がたくさんいるので、そのような話を聞くと少し悲しくなるのが現実です。

また、子どもたちは朝7時から夜7時まで保育園にいるので、書き物などの事務的な仕事は子どもたちの保育が終わってからになり、毎日残業。もちろん残業代は出るわけはなく、持ち帰りの仕事も多いため、プライベートの時間をあまり確保できていないです。

その業界の特徴

保育業界は90パーセントが女性なので、女の世界という感じです。残念ながら私の職場では、人間関係において陰湿な場面がたくさんあります。

誰と一緒にいること自分に有利か、どのグループにいれば安全かなど、女性の社会にありがちな人間関係が多く、面倒に感じています。

これから就職を考えている人へ

保育士の仕事は、子どもたちや保護者への対応において大変なことがたくさんありますが、保育士同士の人間関係でも面倒なことがたくさんあります。

仕事量も多いですし、サービス残業も当たり前のようにしているのが実態です。嫌になってしまうこともありますが、こうやって長年、保育士として働いてこれたのは、本当に可愛い子どもたちがいてくれるからだと思います。

子どもたちの成長を目の当たりにできた時、本当にやりがいを感じられます。

photo/Kimberly

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