介護業界/介護付有料老人ホーム・訪問介護事業所の運営の仕事内容|30代男性の体験談

介護業界
年齢:33歳
性別:男性

経験した業界と会社の事業内容

介護業界
介護付有料老人ホームや訪問介護事業所の運営

勤務した会社について

従業員数:1200名
勤務地:東京都

その会社での在籍状況について

在籍状況:退職済
その会社での在籍年数:4年8ヶ月
在籍時の年齢:26~29歳

その会社で携わった仕事

老人ホームにて事務長に従事。総務部にて株主総会、取締役の事務局運営等。

経験した仕事内容の詳細

2か所の介護付有料老人ホームの事務長を務めました。事務長は、介護以外の事務系の仕事の責任者で、施設責任者の直属の部下にあたります。

毎月の老人ホームの月次決算作業をおこなったり、老人ホームの現金管理をおこないます。また、窓ガラスが割れたり、浴室に不具合などあればその対応も行いました。他には、新たな入居者の家族の方へは、入居する前の重要事項説明書の説明と、入居する際の契約書の説明をしたうえで契約締結業務も担当しました。

本社の総務部においては、株主総会や取締役会の事務局を務めました。非上場企業でしたので、株主総会といっても株主は30名程度で、事前に株主であるベンチャーキャピタルに出向いて議案の説明をして、事前に同意を取り付ける役割を担っていました。

また株主総会当日の想定問答を作成したり、株主総会招集通知や議事録の作成、登記手続きなども担当していました。そして、取締役会は毎月1回開催されますので、社外役員も含めて招集通知を事前に発送し、当日は議事録を作成する仕事をしていました。

その会社に入社した志望動機

介護付有料老人ホームの経営は、高齢化社会において単なるビジネスとしてではなく、福祉の観点から社会的意義のある事業と考えたため、管理部門の立場から会社に貢献したいと入社面接で話しました。

また、本社勤務だけではなく現場の老人ホームにも勤務をして、介護の現場をこの目で見てみたいと話しました。そして、将来的には自分も介護業界で新たな事業形態を立ち上げたいため、下積みの働きをさせてもらいたいと伝えました。

年収と役職

年収:470万円
役職:本社の総務部では主任、老人ホームでは事務長

平均的な出退勤時間

出勤時間:午前9時
退勤時間:午後7時

仕事のやりがい・よかったこと

老人ホームで事務長を務めていたときに、たまに入居者のお年寄りと会話をする機会がありました。私が勤務していた老人ホームは、入居一時金が300万円もして、毎月の利用料金が25万円程度の水準でしたので、入居されていた方は皆さん現役時代はエリート層のビジネスマンであったり、数少ないキャリアウーマンの方々で、高い給料を得ていた人ばかりでした。

現役時代は各方面で活躍されていた入居者の方から「現役のビジネスマンというのは、社会に役に立つことを第一に考えて生きていきなさい」と激励のお言葉をいただいたときは、とても胸を打たれて感激しました。

また、女性の高齢の入居者から、第二次世界大戦中に看護婦としてインドの野戦病院に駐在して、命をかけて職務にあたっていた話をうかがった時は、自分の生き方というものについて深く考えさせられました。

入居者の方たちとの会話の内容は、いまでもたくさん記憶に残っており、老人ホームで働いて良かったと強く思っています。

仕事の苦労・よくなかったこと

介護付有料老人ホームも、民間企業が運営していますから、売上と利益を計上しなければなりません。しかし、介護の実務にあたっている20代前半の若いヘルパーさんたちは、純粋な気持ちで働きたいのです。私は事務長として、老人ホームの売上責任を背負っていますので、売上を増やすためにヘルパーさんたちに協力を要請するのがとても辛かったですし、苦労しました。

その業界の特徴

介護付有料老人ホームでのヘルパーの業務は、体への負担が大きいものでもあります。交代で夜間勤務があるので体内時計が狂ってしまいますし、介護の仕事は肉体労働も多いものです。

足腰が弱っているお年寄りをベッドから車椅子に移すだけでも重労働。一人のヘルパーで5人程度の入居者を担当していますから、どうしてもヘルパーは腰を痛めてしまいます。職業病と言えると思います。

しかし、年齢の若いヘルパーほど、心がやさしく純粋にお年寄りの助けになりたいという気持ちを持っているのです。

これから就職を考えている人へ

ヘルパーとして働きたい方へのアドバイスとしては、大変な肉体労働だということをお伝えしたいと思います。特に腰を痛めてしまいます。

しかし、残り少ない人生を最後まで老人ホームで過ごされる方たちですので、温かい気持ちでお年寄りに接していける方は、貴重な経験ができると思います。

また、入居者の方とは年齢差がありますので、雑談をしようにも話が合いません。ですから、日ごろから新聞を読む習慣を身につけることをお勧めします。新聞を読んでいれば共通の話題で、会話をすることができます。

photo/zeevveez

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